腸内環境の【5R】
おはようございます☀
今日もすがすがしい朝が始まりました(^^)
朝は、ラジオ体操 at 屋上。
そして鳩に怯えながら、瞑想をして、朝の身体をたたき起こしました!(笑)
うんち出てますか?
みなさん、便は気持ちよく出ていますか?
便=お便りと書くように、身体からのメッセージです。
1日で75%の身体で不要になったものを排出します。
もし、1日でない日があると、75%もの老廃物が身体に残ったままということです!
「出て~!!」って感じですね!
腸の影響は脳に現れる
腸はただただウンチをつくっている場所ではなくて、
・アレルギー
・体重
・気分
までにも深く関わっています。
「脳腸相関」という言葉が広まってきているように、
腸と脳は密接につながっています。
腸からのシグナルは、脳のさまざまな部分に届けられます。
・島皮質 → 自己認識
・大脳辺縁系 → 感情の処理
・前頭前皮質 → 道徳観
・偏桃体 → 不安
・海馬 → 記憶
・前帯状皮質 → 動機付け
また、迷走神経は、腸から脳に最速で情報を送る重要な神経で、この神経は横隔膜を貫いて、肺と心臓のあいだを通り食道にそって首から脳へと入ります。
迷走神経に特定の周波数の刺激を与えると、気分がよくなったり不安になったりすることも分かっています。
2010年以降では、ヨーロッパではうつ病の治療法として迷走神経の刺激をしてもいいことになっています。
このように、体調を把握するために、脳は情報を必要としています。
なぜなら、脳はほかの臓器から隔離され、「血液脳関門」というフィルターで保護されているから。
それに引き換え、腸は私たちが口にした食べ物のあらゆる分子とふれあい、ホルモンを血液に送り込み、免疫細胞を操り、腸内細菌のバランスにも左右されます。
免疫細胞に至っては、8割の免疫をつかさどるともいわれています。
腸は、巨大な神経システムと広大な表面積を使って、情報を集めます。
人体の中の最大の感覚器です。
こうして集めた情報を、脳に伝えて身体の状態を保っているのです!!
腸内環境を整える【5R】
健康や性格や生活が「環境」に依存するように、
この腸内環境がさまざまな体調に影響を及ぼすことがわかってきましたね。
身体の調子を整えることとして
①腸を整える【5R】
②ファスティング(断食)
③睡眠
④日光
この4つが重要です。
このなかでも今日は、①の「5R」をお伝えします。
ブレインフォグ=脳霧という言葉を聞いたことがありますか?
症状としては、
・精神的明瞭さの低下
・記憶力の悪さ
・情報の処理が遅く困難
・心身の疲労が取れない
・うつ病と不安
これらの症状の背景にあるのが
・リーキガット症候群
・薬の副作用
・鉄欠乏性貧血
・妊娠
・ホルモンバランスの変化
・アルツハイマー病
これらのベースである「腸」を整える「5R」を詳しく説明していきますね。
①除去(Remove)
腸粘膜に刺激が強いものや脆弱にするものを控えます。
・乳製品(カゼイン)
・小麦(グルテン)
・大豆
・トウモロコシ
・異性化糖(遺伝子組み換えトウモロコシ使用)
・純糖質
②置き換え(Replace)
・消化酵素をプラスする
・H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害薬などの胃酸抑制剤の依存を減らす
(かならず医師と相談)
③植菌(Reinoculate)
腸内細菌の多様性を広げるべく、善玉菌を植えます。
腸内細菌は、咽頭や鼻の粘膜にも多く存在して、外敵から守っています。
・ラクトバチルス(乳酸菌)
・アシドフィルス
などの菌を菌数として、50~500億個を1日1~2回摂取。
④修復(Repair)
腸粘膜の修復をするものを入れていきます。
とくに、骨付き肉を煮込んだボーンブロスはおすすめです。
・ボーンブロス
・だし汁
・キャベツ
・ケール
・アボカド
・亜麻仁油などのオメガ3オイル
便秘には、イヌリン、米ぬかで、短鎖脂肪酸の生成。
下痢にはL-グルタミンやカンゾウ、アロエベラ抽出物で腸粘膜の再生。
⑤バランス回復(Rebalance)
・瞑想
・呼吸法
・ウォーキング
・背骨コンディショニング
・ストレッチ
・日光を浴び、ビタミンD濃度を高める
このように、腸内環境を整えるにあたっては
さまざまなことが関連しています。
健康のことを始めようと思うと
プラスでやることを決めることが多くなりますが、
まずは「やめること」を決めることをおすすめします。
健康でいることは、資本です。
健康の要である「腸」について、まだまだ解明されていないことも多いです。
人体は不思議のかたまりですよね!
腸内環境については、何回かに分けてまたアップしていきますね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
またお会いしましょう!