Harukaのblog

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リーキガット症候群の原因【5つ】

こんにちは(^^)

管理栄養士のはるかです*

 

 昨日は、リーキガット症候群で起きる症状の3つ

①血糖調節障害

②慢性炎症

③副腎疲労  を

チェックシート方式で載せました。

 

ご自身の身体や、大事な人の身体で該当する症状はございませんでしたか?

 

lifeel.hatenablog.com

 

今日は、この「リーキガット症候群」の原因をお伝えします。

 

長くなりますが、読んでみてください(^^)

 

 

リーキガット症候群の原因5つ

 

 ①SIBO(シーボ)

大腸もまだまだ解明されていないことも多いのですが、小腸はさらにまだまだ謎を秘めた臓器と言われています。

このSIBOとは、小腸内の細菌の異常増殖のことを言います。

 

私たちの身体は、全身さまざまな「菌」でおおわれています。

菌は、目・鼻・のど・胃腸など粘膜にとくにびっしりと、貼りつめられています。

 

消化液が多い胃や十二指腸:1万個以下/1g

小腸(空腸~回腸):1000万個/1g

盲腸~大腸:1000億個/1g

 

この個数は、文献によっても違います。

大腸には、100~1000兆個という説もあります。

とにかくたくさん菌がいらっしゃるということですね。(笑)

 

本来、栄養を吸収する小腸では、細菌は多くありません。

 

SIBO(小腸異常細菌増殖)の原因は、

①胃酸などの消化酵素が少ない(殺菌力の低下)

②腸の動きが悪い(小腸に菌が停滞)

③大腸内の菌が小腸へ

 この3つがあげられます。

 

細菌は、発酵しやすい炭水化物をエサにガスを出し、

細い小腸を何度も風船のように膨らませて、

腸の粘膜を傷つけていきます。

 

症状は

・おなかの張り

・腹痛

・便秘や下痢

・げっぷ

 

※避ける食べ物

FODMAP

・小麦

オリゴ糖

・乳糖、果糖が豊富な納豆・ヨーグルト・牛乳などをさける食事療法

FODMAPについては、別記事で書きたいと思います。

 

グルテンカゼイン

小麦製品のグルテン(ふわふわ・もちもち)

乳製品のカゼイン(牛乳を温めたときの膜)

 

グルテン → グルテモルフィン

カゼイン → カゾモルフィン

 

この「フィン」という物質に代わり、モルヒネのような物質になります。

これは、脳の神経細胞で本来モルヒネがくっつくところにくっつきます。

その結果、麻薬のような依存性をもたらすといわれています。

パンや麺類などを、我慢するとなると、イライラすることないですか?

 

 ブレインフォグ=脳霧

といって、腸管に炎症が起きると脳腸相関によって

脳に霧がかかったような状態になるのです。

憂鬱・イライラ・注意散漫・多動などの精神症状

かゆみ・発疹などの皮膚症状

便秘・下痢・頭痛・疲労

 

小麦製品・乳製品を2週間きちんと抜くと

統合失調症躁うつ病発達障害などの症状が緩和するケースもあります。

 

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カンジダ

カンジダ菌は、口の中や腸の中、性器などに潜んでいて、通常は丸い酵母イースト)型で存在し、無害なのです。

しかし、腸内環境の悪化で、カンジダ菌が異常に増えたり悪玉菌が増える状態にあると、糸状のカビにも変身できる真菌

糸状のカンジダ菌は、腸の粘膜に根を張り、穴をあけてリーキガットの原因になります

 

 

カンジダ菌は、甘いものが大好物。

・砂糖の過剰摂取

・アルコールの多飲

抗生物質

・免疫力の低下

・ストレス

・寝不足

・便秘

高血糖

 

などによって、異常増殖します。

 

ミトコンドリアでのエネルギー産生も低下させるため、エネルギー不足になり

・全身の倦怠感

・集中力の低下

・記憶力の低下

につながります。

 

 

④水銀

カンジダの異常増殖は、善玉菌のチカラでバランスをとっていますが、

殺菌力のある水銀は、善玉菌を減らします。

 

また、水銀はミトコンドリアでのエネルギー産生をブロックします。

それにより、小腸での細胞の修復が低下していきます。

 

水銀が体内に入る原因は

アマルガム(銀色の歯の詰め物)

・農薬

・防腐剤

・大型の魚(まぐろ・かじき)

・ワクチン(チメロサール) 

 

水銀・鉛・アルミニウムなどの有害重金属についても、また別途であげていきます!

 

この水銀の体外への排出は、亜鉛やチオラを摂ると効果的です。

 

⑤酸化した油

・ 加熱して茶色に変色した油

・マーガリンやファットスプレットに含まれるトランス脂肪酸

・オメガ6の油(サラダ油・コーン油・大豆油など)

は、細胞膜の炎症を促進させます。

そのことによって、腸粘膜の炎症が起き、脆弱な粘膜になっていきます。

 

 

 

 

 

以上5つが、腸もれ(リーキガット)症候群になる原因と言われています。

 

日常的に食べるものが、身体の不調の原因になっていることがあるのです!

 

細菌の数、遺伝、環境など、すべて同じ人はいませんので、身体にとって良くないと言われているものでも、人によってはまったく問題ないという人もいます。

 

あれダメ、これダメとナーバスになりすぎることが一番身体にとって良くないことだと思うので、症状の度合いに合わせて取り組んでいきましょう!

 

 

では次回は・・・

それぞれの症状の詳細や遅延型フードアレルギーについてアップしていきますね。

 

長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

 

 

では、またお会いしましょう!!