発酵食品を食べると、お腹が張る!
SIBO(小腸内細菌異常増殖)について。
腸内環境が健康の「要」というのは、いろんなところで言われていますね。
なので、発酵食品や食物繊維をたくさん摂ろう!というようになっています。
ところが、
「発酵食品」や「食物繊維」を食べると、逆に体調が悪くなってしまう人もいるのです。
どんな症状かというと・・・たとえば
・げっぷ
・ガス
・腹部の膨満感
・下痢・便秘
・脂肪便
・不安感
・イライラ
後述しますが、発酵食品や食物繊維以外でも、小麦製品・乳製品を摂取すると症状が悪化します。
どんな状態?
腸と一口に言っても大きく分けて、小腸と大腸に分かれます。
小腸では主に栄養吸収が行われ、大腸では便の形成や水分の吸収が行われます。
栄養吸収が主な仕事の小腸には、大腸と比べて最近の数は非常に少ないのですが、さまざまな原因により異常に増殖しているのです。
それが、すべて悪玉菌というわけではなく、悪玉菌も善玉菌も増えています。
なので、発酵食品や食物繊維を摂取すると水素が発生し、膨満感やげっぷにつながります。
それだけにはとどまらず、繰り返していくと逆流性食道炎にもなりやすくなります。
また、SIBOの症状がある方は、過敏性腸症候群やリーキーガット(腸漏れ症候群)も併発していることが多いです。
治療
・低FODMAP
F:発酵食品
D:二糖類(乳糖)
M:単糖類(果糖)
AND
すなわち、グルテンフリー・カゼインフリー+発酵食品や玉ねぎ類の制限が加わります。
・オレガノオイル
・3滴ほどお湯に垂らして飲む。
(舌下はきつい)
・下腹部や腰に、オリーブオイルかココナッツオイルと混ぜてマッサージ。
※カルバクロール含有量が高濃度のものを。
※鉄欠乏症の方・シソ科(バジル・セージ・ミント)アレルギーの方はNG
また、抗菌作用が強いので、1週間以上の長期服用は避けるとのことです。
・ベルベリン
抗菌作用があり、腸内での細菌の増殖を抑える働き。
腸内で消化された食品の腐敗や発酵を抑えることで、ガスの発生の抑制。
胆汁の分泌を促すことで、消化吸収能力を高める。
・土壌(SOIL)ベースのプロバイオティクス
これについては、要勉強です!
腸内細菌が心身の健康の要であることが言われていますが、腸内環境、、、奥が深いです。
では。